余った外貨コインを処理する5つの方法

 家の中の不用品の整理をしていた際、大量の外貨コインを見つけた。

 外貨は、中国、台湾、タイ、シンガポール通貨、これからほとんど利用する機会のないものばかりだ。

 調べたところ外国のコインは、自治体によっては不燃ゴミとして廃棄が可能らしいが、お金を捨てるというのはどうも気がひける。

 この記事では余ってしまった外貨コインを処理するための5つの方法を紹介する。

外貨コインの処理方法

 使う予定のない外貨コインのを処理するには、廃棄する他にどんな方法があるのか。

 調べた結果が次の5つの方法だ。

❶ 次の渡航まで保管しておく
❷ 友達にあげる。
❸ ポケットチェンジで電子マネーに交換する
❹ ネットオークション、フリマで販売する
❺ 寄付をする
・ユニセフ外国コイン募金
・日本キリスト教海外医療協力会の外国コイン募金

❶次の渡航まで保管しておく

 次の機会に利用するのが一番簡単な方法だが、それほど海外渡航をする機会があるわけもない。

 僕の場合、リタイアした身であり海外出張の機会はない。

 更に新型コロナで海外渡航が制限されている現在では、なおさら次の渡航を期待するのは難しいのが現実だ。

 別の方法を考える必要がある。

❷友達にあげる

 友達にあげるといっても、上記と同じく、コロナ禍で友達も現在は海外渡航の予定がないだろう。

 仮にあげたとしても、友達にお礼を考えるわずわらしさを作ってしまうようで気がひける。(少なくても僕の友人に関してはその心配はないが…)

 では、どうしようか?

❸ポケットチェンジで電子マネーに交換する

 ポケットチェンジは外貨を電子マネーに交換できる端末のこと。

 通貨は日本円の他に、米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン・台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・べトナムドンの10通貨に対応しているが、一部の外貨はお札にみに対応してるので注意が必要が必要だ。

 

ポケットチェンジ端末  @羽田空港

 設置場所がまだ少ないのが難点だ。

 詳細はここ  ➡️  https://www.pocket-change.jp/ja/

❹ネットオークション、フリマで販売する

 ネットオークション、フリマで販売する方法もあるが、参加者の多くはコインのコレクターなのでよほど珍しいく希少価値のあるものでないと入札しても販売の可能性は少ないと考えられる。

❺寄付をする

 慈善団体に募金する方法。

外貨(紙幣、コイン)を寄付することができる。

ユニセフ外国コイン募金

募金箱に入れる

 <設置場所>
 ・国内の主要国際空港 税関検査場
 ・三井住友銀行、JTBグループ、毎日新聞社にある外国コイン用の募金箱
               (一部取り扱っていない支店・支局もある。) 

郵送または宅配便で送る

 しっかりと硬貨が出ないように梱包し、下記の住所に送る。
 この際、送料は自己負担。

〒108-8607東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
 (公財)日本ユニセフ協会 外国コイン募金係

 また、日本航空では国際線の帰国便の中で募金することもできる。
専用の封筒に海外コインを入れて客室乗務員に手渡せばよい。

海外医療協力会に送る

 日本キリスト教海外医療協力会でもユニセフと同じように外貨紙幣・コインを送ることで募金を受け付けている。

この場合も送料は自己負担。

 〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-51
 日本キリスト教海外医療協力会 切手部

気をつけたいこと

 以上のように海外旅行で余った外貨コインは帰国後に両替もできず、お荷物になりがちだ。

 次の渡航時に使うといっても早々予定があるわけもなく、まして新型コロナで海外渡航が規制されている現在ではなおさらである。

 そもそも、海外で不要コインを作らないようにするのがベストな方法なのだ。

 つい海外で買い物をするときは、少額の買い物でもお札を出してしまいがち。

日本では一円単位で小銭を添えて支払っているのに、海外に出た瞬間、アバウトになってしまう。

 海外でも小銭で支払う習慣を身に付けたい。

 また、帰国時に空港の免税店などで小銭が余っていたら、会計の際に硬貨を全て出し、不足分はクレジットカードで支払うのも良い方法だ。

不要な硬貨が出ないように意識することが何より必要なことだと思う。

 それでも余ってしまったら、募金による寄付が最善かもしれない。