パリ!レオンドブリュッセルのおすすめは鍋いっぱいのムール貝

 海外に行って食事の場所(レストラン)を決めるのは意外と面倒だ。

 いざ選んだお店が ”ハズレ” だと旅そのものが台無しになってしまう。

 何度も失敗を重ねて本当に気に入った店に辿り着くのも旅の醍醐味かもしれないが、一度気に入った店を見つけるとなかなか他をあたる気にはなれない。

 ここで紹介するレオンドブリュッセル はパリでお店選びに迷ったら尋ねるべき店だ。

パリでお店選びに迷ったらここ

 レオンドブリュッセルはパリのあちこちにあるブリュッセルが本店のチェーン店。

 カジュアルで気取らない雰囲気の「ファミリーレストラン」風の店。

 僕らはパリで夕食に迷ったときはこの店を選ぶ。

 確約はできないが特に予約は必要なさそうだ。今まで予約を入れたことはない。

 またほとんどの店が閉まるクリスマスイブやクリスマスにも営業しているので旅行者には強い味方だ。














この時期、パリはクリスマスムード一色(写真はギャラリーラファイエット のクリスマスの飾り)

 

 とはいっても適当に食事をとる場所ではなく立派なディナーを頂だけるお店であり高脂肪の食事に飽きた日本人向きの店だと思う。
 
 事実、店内は日本人やアジア系の客が目立つ。

 

おすすめは鍋いっぱいのムール貝

 ここのオススメはなんといっても鋳物製の鍋で出されるムール貝の蒸し物。

 鍋いっぱいのムール貝はその見かけに圧倒されるが鍋を一人で平らげるのは難しくない。

 ムール貝の量は約800g、プリッとした食感で食が細い人でもペロッといける。

 ワイン蒸し、ビール蒸しなど味を選ぶことができる。

 ムール貝から出たスープにパンを絡めるのも美味だ。

これで一人前。ビールで煮込んだ出汁が日本人の味覚にマッチ。


 地元の皆さんは貝の身を貝殻をピンセットのようにして食べている。

 僕らも真似をしてやってみるが、なるほど便利だ。

貝殻をピンセットのようにして使う。


 一緒に出されるパンとフライドポテトとビールで立派なディナーになる。
 
 ちなみにフライドポテトはフランス発祥ではなくベルギーが元祖。

 ベルギーでは「フリッツ」と呼ばれ有名店2店が今でも味を競っている。

 ベルギーに行くことがあればぜひ試してみて欲しい。

本店はベルギーにある「シェ・レオン」

 レオンの本店はベルギーのブリュッセル、グランプラス近くの食いしん坊横丁にある。

 名前は「レオン・ド・ブリュッセル」ではなく「シェ・レオン」。

 ただ、現在、経営は別になっているそうだ。

デザートは無理に頼まなくても良い

 鍋いっぱいのムール貝を平らげたあと、ウエイターがデザートを聞きに来る。

 よほどのことがない限りこの時点では満腹だと思う。

 その時はデザートを断ろう。

 決してマナー違反ではない。


 よく日本人が白目を出すほどに無理やりデザートを食べているのを見かけるが無理は禁物だ。

 日本人は真面目というか、パリなんだからデザートはマストだと考えるようだが、無理に頼む必要はない。

 気がひけるようであれば「I’m  full」とでも言ってお腹をさすっておけば良いと思う。

 それでも頑張れるようならエスプレッソを頼むといいだろう。

 
 デザートを青い顔で、額に冷や汗をかきながら食べる必要はない。

 皆さんご注意を。

訪問年月:2012年12月 2018年12月  

レオンドブリュッセル オペラ店 の基本情報


 今回訪ねたのはレオンドブリュッセル のオペラ店。

 パリの他のエリアにも店舗展開している。

店  名:レオンド・ブリュッセル  オペラ店
住  所:30 Bd des Italiens, 75009 Paris, フランス
行き方  : メトロ オペラから徒歩4分

電話番号:+33 1 42 46 36 15
URL       https://brasserie.restaurantleon.fr/fr/opera