【ミラノ イータリー】 ITALY is EATALY、ここではイタリアの食材が全て揃う

イタリアに行ったら必ず訪ねて欲しい場所がある。

総合食品スーパー EATALY(イータリー)だ。

このスーパーマーケット、ただのスーパーではない、イタリアの文化の発信地といっても過言ではないだろう。

キャッチフレーズは

”Life is too short  not to eat well  ”  

”人生は短すぎるからちゃんと食べないわけにはいかない”といったところか。


 この記事では、イータリーミラノ店を紹介する。

EATALY is ITALY  (イータリーはイタリアそのものだ)

イータリーは2007年にトリノで生まれた総合食品スーパー

2021年現在アメリカ、ブラジルを中心に全世界で41店舗を展開。

日本でも3店舗を運営。


イータリーは一般的に高級食品スーパーとして知られているが、この企業の考え方は、「高品質な食材を作る生産者こそが主役」を全ての店舗の基本にしている。

単に高級食品販売を売りにしているのではなく、イタリアの食の文化を発信するための活動を行なっている企業という位置づけだ。

まさにEAT と ITALYが融合したEATALYたる由縁だ。

2017年にはこの考え方の集大成というべきFICO EATALY WORLDをボローニャにオープンさせた。

10ヘクタールの敷地にイタリア全土の会社が150社入り食品の販売とそれができるまでの生産過程を再現、展示している。

今回紹介するイータリーミラノ店はイタリアにあるイータリーの中でも規模も、内容も充実した店舗。

場所は地下鉄M2線のポルタガリバルディ駅から徒歩で約10分ほど行ったポルタ・ガルバルディ広場にある。

外観はスーパーマーケットというよりも劇場を思わせる外観をガラスでお覆ったモダンなデザイン。

それもそのはず、以前は劇場だった建物を改装している。

内部を見ればそれが劇場だったことを思い出させるように中央に吹き抜けのホールをおき、3つの階の全周を取り囲む形でイタリア全土の食品が展示されている。

また多くの面積をレストランが占めていて、それぞれの店はイータリーで販売する食材をもとに料理を提供している。

レストランで気に入った料理に出会ったら、その食材を同じ建物内の店舗で買って帰ることができる。

今日本でも流行りはじめた食品スーパーとレストランとが合体したグロサラントの原型だ。

レストランの中にはカジュアルなカフェスタイルの店からミシュランの一つ星を獲得したレストランもあり買い物だけでなく食事を楽しむことができる。

そこで気にった食材があれば忘れずに買い求めて欲しい。きっと良い思い出になると思う。


ちなみに僕は2015年に、ここのレストランALICEで感激したワインを買いそびれ、いまでもそれを後悔している。

1階の野菜売り場。イタリアのスーパーで野菜を素手で触るのはNG。写真には写っていないが、どの店にも例外なく使い捨ての手袋が常備されている。

訪問年月日 2015年12月 2020年2月

イータリーの基本情報

店 舗 名 :イータリー(Eataly) ミラノ店
住  所:Piazza Venticinque Aprile, 10, 20121 Milano MI, イタリア
行き方 :地下鉄M2線のポルタガリバルディ駅から徒歩で約10分。ポルタ・ガルバルディ広場の前。
一口メモ:イタリア全土の食品がほぼ揃っている。お土産探しにもってこいだ。レストランも充実している。
電話番号:+33142615028
URL        :https://www.eataly.net/eu_en