旧市街の中心エルベ広場から南に外れたジュリエットの家のすぐ近く。
べローナにある昔ながらの典型的な居酒屋風の小さなトラットリア。
店内には壁一面に写真が飾られ、カウンターにはチーズを貯蔵したショーケースと天井からは何種類ものハムが吊るされ、地元客で賑わっている、そんな雰囲気の良い店だ。
ここもまた、一度入ったら長居をしてしまいそうな心地よい雰囲気。
イタリアにはそんなお店がとにかく多いがここもそのうちの一つだ。
ヴェローナではワインとリゾットがおすすめ
普段お酒を飲まない僕もここではワインは欠かせない。
この地方で有名なスプマンテのプロセッコから始まり高級ワイン,アマローネをいただいた。
他のイタリアの地方と比べてここべローナではパスタよりも米料理を好むらしい。
Vialone Nano(ヴィアローネ・ナノ）と呼ばれる米はこの地方の特産でリゾット料理に最適。
このべィアローネ・ナノをアマローネを使ってリゾットにした料理は特に有名だ。
そしてもう一つ、べローナで有名なのが馬肉。
イタリアではウサギ肉などを使ったジビエ料理は普通にレストランに並ぶが、ここでは馬肉をコンビーフ状に加工した（スフィラッチ カヴァッロ）が有名。
とうもろこしの粉で作ったPorenta(ポレンタ)を添えて提供される。
とここまでは今回、この店を予約、昼食を共にしたイタリア人の友人夫婦からの受け売り。
注文もすべて友人にお願いした。
他の客もほとんどが地元の常連客のようで、メニューもすべてイタリア語のみで言葉に自信がない日本人にとっては少々ハードルが高いかもしれない。
しかし、チーズ、生ハムの盛合せやワイン、店の雰囲気は絶品だ。
創業１００年の歴史は伊達じゃない。
そしてドルチェのテラミスは完璧な味で感動的ですらある。
このお店、スタッフは皆気さくな感じなので挑戦してみる価値はあると思う。
イタリアの友人夫妻と。
お店のリザーブとオーダーは全て夫人のお世話になった。
Grazie mille !!
訪問年月：2017年5月
Trattoria al Pompiereの基本情報
店 舗 名 ：Trattoria al Pompiere
住 所：Vicolo Regina D’Ungheria, 5, 37121 Verona VR, イタリア
行き方 ：ジュリエットの家から徒歩で１分。
一口メモ：べェローナの郷土料理を堪能できる、心地よい雰囲気の店。
電話番号：+390458030537
URL ：http://www.alpompiere.com/it/
補足：日本にもあったTRATTORIA AL POMPIERE（トラットリア アル・ポンピエーレ）
後日、ネットを調べていたら、このお店 トラットリア アル・ポンピエーレを日本でみつけた。
場所は大阪・阪急うめだ本店。
１３階にあるそうだ。
機会があれば是非、訪ねてみたいと思う。
